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DENON DL-304 を修理する。 その2 [修理記録]

DENON DL-304 を修理した。
PICT0613.JPG
DL-304 DL-305 DL-303 は同系統の振動系だ。
ダンパーの耐久性が無いように思う。

成功率は 3割 もしかして 2割以下と極端に成功率が低い。
開口部が極端に狭い。更に、ダンパが劣化している場合が多い。
少しの針圧で、カンチレバーと開口部が干渉する。

針折れている場所が開口部付近で折れている。
ロッド方式で繋ぐと少なからず、太くなることが多く、太くなると更に開口部と干渉しやすい。
これと似ている構造が YAMAHA の MC シリーズだ。
もともと DENON のエンジアが引き抜かれて YAMAHA のMC シリーズを開発したと言われているが、DENON DL-3 桁シリーズと共通点があっても不思議はない。

ということでDL-304 は修理が苦手なカートリッジの一つである。

針をつなげる前に、ピンセットチェック ありゃ 柔らかいだめかも.......
普通のやり方で繋いでみた。
音を聞く..... 歪みまくり、開口部と干渉しているらしい.....
いつもなら、これで終了なのだが、もう少しやってみよう。

一度繋いだカンチレバーを外す。意外とこれがまた難しい。
綺麗に外せた。顕微鏡で見て作戦を練る。

接合部の根本の断面は綺麗だ。
といっても内径は 0.3mm くらいだ
前回と同じように、銅で芯を作ってつなげることにした。

銅をヤスリで削る、つまめないので指の腹に乗せて削る。
また、指紋がなくなった。

針のよう尖らせて根本に接続、そしてカンチレバーの接続 修理はこれで完了と思いきや...
ダンパはやわらかくて、1g でも開口部と干渉する。

最後の奥の手、枕木作戦
MMカートリッジのダンパを抜いてこれを枕木のようにする。
2段ダンパとでも言うべきか?
PICT0612.JPG
この状態で試聴、中々良い。
いろいろなソフトを聴いた。

304 の良さは再現できているのではないだろうか?








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コメント 4

en_ide

ある方からの依頼物件だが、依頼主からは OK をいただきほっと一息
しかしながら、自分では、納得できる修理ではなかった。

私のような素人でない業者も多々あるが 非常に高いの一言
あまり高いので、安いカートリッジは必然的に頼まないだろう。
それと今回のような、修理は絶対やらないだろう。

それと DENON DL-303 と DL-305 と DL-304 と DL-302 はダンパーが劣化している場合が多く、入札する時はよく考えて入札すべし
出品者に聞いてもわからないだろうし、賭けですな。


by en_ide (2012-11-16 12:22) 

sanjomk1

理解しました(^^)
by sanjomk1 (2013-05-31 19:53) 

岡崎俊朗

ブログ拝見して、DL-1000Aが針折れしていることを思い出しました。

一度、どこかへお願いしましたが、無理と言われましたが、もしチャンスがありそうなら教えていただけませんか。

よろしく御願いいたします。
by 岡崎俊朗 (2016-07-09 19:18) 

en_ide

DL-1000A ですね。
未修理のまま眠っています。片チャネル断線だったのでそのままです。
構造は DL-304 などと同じなので不可能ではないと思いますが
ダンパの劣化が一番心配です。
自慢の実効質量も重めになるので音質的には?です。
オークションから en_ide で検索して質問から連絡してください。
こちらからメールで連絡さしあげます。
by en_ide (2016-07-10 14:09) 

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