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YAMAHA MC-100 を修理する。(1台さらに追加) [修理記録]

PICT0014.JPG
YAMAHA MC-100 の針折れが3個ある。
折れている場所は全部同じ、鞘だけが残っている。
鞘はアルミ製ぽい。

カンチレバー ベリリウムテーパードパイプカンチレバー採用。
パイプ、たぶん簡単に折れたと予測する。なんか欠陥ぽい。
外観は テクニカ OC-9/7 シリーズにそっくりだ。
しかめ、MC-一桁シリーズと違って、全身メタルボディでかっこいい。
MC-3/4/5/7/9/11 は おもちゃみたいだ。

鞘にピンを立てて修理することにした。
移植のカンチレバーは、AT-31E の断線を使うことにした。
楕円で、かなり細いカンチレバーだ。

音を聴いて驚いた。
非常にゆったりしているが、音楽の陰影まで描画できるすばらしいカートリッジだ。
しかし、折れる箇所が3台とも同じこれは、欠陥でしょう。
オーナーの扱いが乱暴なだけではないでしょう。



かなり時間が空いたが、第二弾を修理する。

PICT0047.JPG
やはり、折れている箇所は同じ。
鞘の径も同じ、今回は AT-120Ea のカンチレバーを移植した。
アルミカンチレバー+楕円スタイラスである。
やはり美しい。他のヤマハカートリッジが玩具に思えてしまう。

ヘッドシェルには、不人気のAT-LS12 を宛がった。

2重構造になっているため、接続部の強度は問題ないはず。
おそらくオリジナルとは違うと思うが試聴してみる。
素晴らしいの一言だ。

解像度だけ追求したカートリッジは低域の量感が乏しくなることが多い。
テクニカがその傾向が強いし、90年以降設計された国産カートリッジはその傾向が強い。

このカートリッジは、解像度は高いが、量感もある。そんな珍しい国産カートリッジだ。

2つのアームで検証する。

① テクニカ AT-1010
PICT0044.JPG
  素晴らしい、サウンドでまったく不満はない。

② サエク WE-308N
PICT0045.JPG
  だいたい細身のサウンドになることが多いが、見事に欠点が補われている。


  意地悪テストで中森明菜のEPレコードをテスト



  問題なくトレース

この固体の修理も成功と言って良いだろう。
 

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コメント 2

ニャア☆

こんにちは、いつもすごいなぁ、と思いつつ記事を読ませていただいています。実は手元にMC-100の針折れのものがやってきました。根元で、カートリッジの上面に向けてくの字に折れ曲がり、折れた箇所では完全に千切れてておらず、上側半分が繋がった状態です。これでは可哀想なので、一旦切り離し、心棒を入れて、修復してみようかな、と思っております。手先は器用な方だと思います。初めてのことなので、差し支えなければ、少しご指南をいただけないでしょうか。
ア)心棒の材質はどのようなものを当てれば良いでしょうか。
イ)接着剤は、何系のものがよいでしょうか。
以上、宜しくお願い致します。
不躾に思われたらゴメンなさい。

by ニャア☆ (2016-11-19 15:44) 

en_ide

ありがとうございます。
多分折れている場所は一緒なのでしょう。
鞘はアルミみたいなので、そこにピンが立てられれば綺麗に繋がります。

ア)心棒の材質はどのようなものを当てれば良いでしょうか。

 LC-OFC、PC-OCC などの SPケーブルをばらした線材がいいと思います。
 焼きなましされていないので硬い

イ)接着剤は、何系のものがよいでしょうか。

 エポキシがいいのですが、エポキシは粘度が高く扱いが大変です。
 瞬間がいいのですが、粘度の調整が一番難しいと思います。
 ゼリー系の新品がいいと思います。
 粘度が低い、エポキシが入手できればいいのですが量販店には売っていません。工業用としては存在しているようです。
 紫外線硬化もよさそうです。
 双眼実体顕微鏡は、絶対あった方がいいです。
 ピンセットはチタン製ホーザンがいいみたいです。
 ステンレスは、駄目です。磁石で引っ張られ、事故が発生します。




by en_ide (2016-11-19 22:58) 

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