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カートリッジをまとめて聴く その83 [試聴日記]

① テクニカ AT-3M
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 テクニカの名前を一気に高めたモデル。
 AT-3 が最高という人も多い。
 本品は、モノラルモデルだ。レコードがステレオなので適切ではないが定位がよく量感が素晴らしいサウンドだ。

② テクニカ AT-13E
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  テクニカの不遇の不人気カートリッジ
  内容を見ると無垢の楕円スタイラスチップ採用され、手抜きはない。
  しかし、ボディモールドかメタルかは大きな差だ。
  サウンドを聴くと、ハイ上がりになることなく、高忠実な再生を楽しめる。
  低域の量感は控えめだ。

③ テクニカ AT-32E
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  長岡氏べた誉めカートリッジ、33E よりハイCP と絶賛していた。
  33E かなりどんしゃりのサウンドだった。
  改めて聴きなおすと、MC型らしいサウンドだ、ワイドでフラットなサウンドだ。
  癖が無く、解像度が高い。長岡氏絶賛もうなづける。

④ オルトフォン MC-20MK2
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  日本でビジネス的に大成功した MC-20 の後継機種だ。
  モールドボディの弱点をメタルのボディで補っている。
  ③と比べて更に力強さと艶を手に入れた、そんなカートリッジに聴こえる。
  静寂から音が浮かび上がる、とても分離が良いカートリッジだ。

⑤ オルトフォン MC-20 Super
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  ヘッドシェルに AT-LS1000 を使っている時点で、④ に勝っている。
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  表現が難しいが、更に妖艶なカートリッジと印象だ。
  表現され方が違って聴こえる。
  ヘッドシェルの効果もあって素晴らしいサウンドだ。
  AT-LS1000 シリーズのコストダウンが AT-LH シリーズらしい。
  AT-LS1000 はオール切削で、切削するブロックのサイズが全然違うらしい。
  捨てる部分が多いと聞いたことがある。


⑥ ELAC 555E
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  ELAC のサウンドはどんなカートリッジよりもユニークだ。
  決して刺激的音は聴かせない、量感と雰囲気が信条のカートリッジだ。
  日本の製品にはこんなサウンドを聴かせるカートリッジはないし、大変貴重なサウンドと言える。

⑦ エンパイア 4000DI + 原音仕様交換針
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  4000DI、サンスイにOEM供給されていた EP-10 4000DI のコストダウンモデルが EP-10 と思われる。
  原音シリーズのEP-10向けの交換針があるので、その交換針を装着して聴いてみた。
  原音シリーズらしく、ワイドレンジさわやかサウンドが楽しめる。
  オリジナルやや暗い印象だが、この交換針で少し印象が変わる。

⑧ ビクター MD-1016
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  グランツからのOEM供給品だ。
  付属カートリッジだから馬鹿にしてはいけない。
  フラットなサウンドで、情報量が多く、解像度の高いサウンドを聴かせてくれる。

⑨ SONY VL-37
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  テクニカからのOEM供給品だ。
  ヘッドシェル一体型は、コストダウンが最大の目的であるが、音質的にも沢山のメリットがある。
  ローコストながら一体型の良さがよく出ている。
  レンジは欲張っていないが安定したサウンドが楽しめる。

⑩ パイオニア PC-110
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  パイオニアの入門機に採用されたカートリッジだ。
  私が買ったプレヤーにもこれがついていた。
  当時は、付属カートリッジは音が悪いと思い込んでいた。
  半年たっらた針交換。針交換時期がきたらカートリッジをグレードアップしよう。
  と雑誌の記事を鵜呑みにして、ADC QLM-32 と オルトフォンの FF-15 をダイエーで買った。
  2個セットでヘッドシェル付9800円 だったかな。
  改めて聴きなおすとよく出来たカートリッジだ。
  レンジはそんなに欲張ってしかし、安定しているし、不安も感じさせない。
  付属品のカートリッジも良くできていた。










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コメント 2

kinko-z

ヘッドシェルの音質への影響が大きいことで一言。
AT-LS1000は大きなブロックから削り出しているため捨てるところが多いとのこと。
アルミニウム材料について最近わかったことがあります。それは、加工プロセスで結晶内にひずみが入り経時変化するため、形状精度が必要な望遠鏡の鏡などの光学部品の基材として使えないというのが従来の通説でしたが、最近・・・多分10年ぐらい前から経時変化の研究が進み、変形を回避する熱処理技術が格段に進歩したため、内部ひずみを抑えることができるようになりました。さらに、歪を加えずに加工できるようになったことから、超精密な光学部品の基材として使える時代になっています。これらの技術はすでに町工場に一般化され、特殊なものではありません。
一方、FEMを取り入れた設計で強度だけでなく共振特性も徹底的に詰められるため、アルミ削り出しでも無共振のシェルが設計可能となっています。スピーカーBOXはこうした設計手法をとっていますよね。
従って、今の技術をもってすれば、低コストで良いものができるはずだと思うのですが、量産効果が見込めないので、良いシェルはまだまだ高嶺の華。
高剛性無共振で安価なヘッドシェルの出現を期待しているのですが・・・
by kinko-z (2016-12-24 18:16) 

en_ide

アナログオーディオはビジネスとしては、既に終わっていると思います。

初期投資が必要で大量生産でコストダウンが可能な製品は出てこないでしょう。
テクニカが良心的な値段で提供していますが、どんどん値上がりするでしょうし、型が寿命を迎えたら新規投資はしないでしょう。経営者なら双判断します。

一点一様で、製造する製品は作ろうと思えば作れます。
ほぼ手作りで、作業工数に依存するので途方も無い値段になります。
毎回試作品を作るようなものです。
森精機のマシニングセンターを使って
超高精度のオール切削のアームとか、作れると思います。
オール切削のヘッドシェルも簡単に作れると思います・
採算が合わないので誰もやらない。

アナログ黄金時代につくられた、製品をメンテナンスして使うのが一番コストパフォーマンスが良いと思います。

アームは丁寧に扱えば、そうそう壊れません。
by en_ide (2016-12-25 10:06) 

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