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DENON DP-60M + ヤマハ MC-9 試聴 [DENON編]

DENON DP-60M
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このプレヤーは、アームが完全に独立して使える。
ロックも全く問題ない。
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この価格で、この内容かなりのハイCPであることは間違いない。
アームは、ジンバルサポートで、素晴らしいデザインだ。
DENON のジンバルサポートは、このアームしか無いようだ。
ジンバルサポートのデザインが個人的には好きだ。
DP-75 のアームと同等品と思われる。
キャビネットは、リアルウッド調で非常に高級感がある。
ターンテーブルは、DP-80の弟分といった感じで調子がいい。
カートリッジは ヤマハ MC-9 を装着した。
非常に分解能も高く、十分高級機に対抗できる。
カートリッジの良さ(個性)の違いが良く分かるアームのようだ。
DENON のプレヤーはソフトタッチのサウンドと想像していたが、本品はワイドでダイナミックなサウンドを聴かせてくれる。
カートリッジ次第だろう。高級カートリッジも十分、実力を発揮してくれるだろう。





カートリッジをまとめて聴く その46 [試聴日記]

① 東芝 C-280M
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  本体 C-280Mは何個かあるが、交換針がない。
  良く見ると、交換針 シャープのSY-143 がぴったりしそう。
  ビンゴと思ったが上部にやや隙間がある。
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  勘合は問題なので、早速試聴
  針は、原音を使った。全く問題ない。
  標準的なカートリッジとして安心して使用できる。

  AIWA の AN-10は、SY-143 と全く同じことがわかった。

②EMPIRE 2000
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 どうやらベストセラー 4000 シリーズの前機種のようだ。
 オーディオに興味を持ち出した 79年ごろは既に 4000シリーズが投入されており、2000シリーズは全く記憶がない。
 サウンドはこんな感じ
 音の分離と音場の再現性が良い。レンジはそんなに欲張っていない。
 元気の良い、ヤング向けのサウンドと言っていいだろう。
 スタンダードなサウンドとしては十分使える。


②Lo-D MT-24 一体型
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 これは、ビクター Z-1S と同じ発電エンジンで、モールドだけ違う MT-24 をヘッドシェル一体型にしたモデルだ。
 高音質を狙ったのではなく、コストダウンのためだろう。
 サウンドは一体型の良さが出ている。
 音場は適度に広いが、レンジはやや狭いようだ。
 付属カートリッジとしては十分合格だろう。



③ Lo-D MT-23
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  これもグランツからのOEM供給品だ。
  グランツは黄金の日本オーディオ時代を支えてきた会社である。
  音は、付属の割にはレンジを広く、音場の再現性が良い。
  そつなく作られているといった印象



④ SATIN  M-14
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  非常に状態良い状態で入手できた。
  緑色の印字なので、丸針のようだ。橙は楕円スタイラスチップだ。
  出力レベルが高いので MM ポジションで受けている。
  圧倒的な解像力で、かなり違った印象のサウンドを聴かせてくれる。
  長岡氏も言っていたが、ビクターは MC-L10 に通じるところがある。
  針圧はかなりシビアだ。

⑤ SONY XL-25
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  XL-15 のスタイラスチップを楕円にして配色を変えている。
  XL-15 の素晴らしさは良くわかっているが、楕円スタイラスになって更に良くなった感じだ。
  ダンパの材質が変えてある。シリコン系のようだ。
  XL-15 はダンパが駄目になっている物が多い。予告なき変更なのかもしれない。
  ダンパは全く問題無いようだ。
  


⑥ パイオニア PC-11
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  PC-110 以前は PC-10シリーズが付属カートリッジとしてよく使われていたようである。
  カンチレバーは金色ぽいので原音シリーズではないかと思うが、スタンダードかもしれない。
  音は、付属カートリッジとは思いえないほど、レンジが広く付属カートリッジにはもったいないかもしれない。


⑦ テクニカ AT-15E
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  何かと縁がある AT-15 今回は Ea ではなく オリジナルだ。
  オリジナルの方がスタイラスノブが透明で高級感がある。
  Ea はプラモデルのようになった。
  AT-15 系はやはり低域が魅力で、独特な味わいがある。V-15 Type3 よりお買い得だと思う。
  こうやって聞き比べると、オリジナルの方が好みのサウンドだ・
  オリジナルはストレートカンチレバー 、Ea はティパーカンチレバーだ。
  なんでもティパーが優れているわけではない。


⑧ テクニカ AT-15Ea
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  再度、15Ea と比較してみる。
  ヘッドシェルは同じ MG-10 の後期モデルだ。
  オリジナルに比べて、音場の再現性は、間違いなく向上している。
  低域の魅力は、オリジナルの方がいいように感じる。
  雑誌などには、
  オリジナルは Jazz 向けのサウンドとか
  15Ea は Popular 向けなどと評価されそうだ。
  この辺りは、おそらくティパーカンチレバーの影響だろう。
 


⑨ テクニカ AT-15Ea 振動系交換版
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 ついでに、振動系交換版も比較してみた。
 偶然だろうが、⑦ と ⑧ がミックスされて非常に良いバランスだ。
 ハーモニーがよく表現できている。
 固体差は当然あるが、やはりメタルのボディが一番影響が大きいのではないだろうか?


⑩ テクニカ AT-150E
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 15Ea の後継機の 打倒 MC を目指したAT-150E、あまりにも解像度だけを求めたために、
 絶賛したマニアもいたが、一部のマニアには拒否された。
 そのため、中庸な AT-15Ea が生き残ったのだろう。
 AT-150Ea が一番好きなカートリッジだが、AT-150ANV のボディに AT-160ML の針の組み合わせが MM最強のサウンドと感じている。
 さて、針折れ品を振動系を交換して修理した。
 十分 150E のサウンドが再現できていると思う。
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 波形からもダイナミックレンジが大きいことが推測できる。
 やはり、メタルのボディの影響が大きい。






DENON カートリッジ集中試聴 [試聴日記]

デンオン カートリッジを集中試聴

① DL-301
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  こちらは修理品、繋いだカンチレバーはアルミだが、スタイラスチップは無垢のダイヤだ。
  音場は広大で、ハーモニーも綺麗再現できる。もう少し解像度が上がってもいいと思うが、オリジナルと音の傾向は似ている。


② DL-103 ヘッドシェル PCL-5
③ DL-103 ヘッドシェル MS-9

  ヘッドシェルの音の違いを確認してみた。
  どちらも、マグネシューム合金だ、マグネシューム対決

  PCL-5
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  定位は良い。MS-9 に比べて音場はやや狭い感じがする。
  ドンヘンリーの切ない声はきちんと表現できている。

  MS-9
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  音場が広い、PCL-5、より明るいサウンドに聴こえる。
  声の切なさは、PCL-5 の方がいいように感じる。
  低域のアタック音は PCL-5 の方がいいようだ。

  カートリッジの固体差や製造年月の差はかなり大きいと思うが、ヘッドシェルの影響も大きいだろう。
  DL-103 には MS-9 の方がマッチしているようだ。ただし、プレヤーシステムが変わると結果も変わるだろう。


④ DL-110 
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  こちらは修理品だ。入手した時は針がかろうじてついていた。
  一度外して、再度接続した。
  針先が腐食しているが、貴重な無垢の楕円だ。エポキシで補修した。演奏中にとれることはないだろう。
  サウンドはこんな感じ
  なぜかスクラッチノイズが目立たない不思議だ。
  問題なく修復できたようだ。低域に魅力があるカートリッジだ。
  出力が大きいので、MMポジションで受けている。
  MC ポジションじゃなくても MC が使えるのはありがたい。
  


⑤ DL-103M
⑥ DL-103 その2

  ヘッドシェルは全く同じものを使った。

  DL-103M
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  何かと縁がある 103M
  針折れを修理した。移植したカンチレバー 0.5mil 丸針だ。
  103 といっても内容的には DL-303/305 に近い。
  ボディのサイズも違う。デザイン的に踏襲しただけのようだ。
  サウンドは、ワイドレンジで癖がなく、オリジナルに迫っている。

  DL-103
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  非常に修理が楽なカートリッジだ。
  油断して失敗したことも何度もある。
  楕円無垢のダイヤモンドを搭載したカンチレバーを選んで移植した。
103M に比べると低域の量感が優れている。
  高域のエネルギーは、やや控えめだ。


⑦ DL-103 その3
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  今回はノーマルのまま聴いてみる。
  やはりレンジは控えめだが安心して使えるサウンドだ。

  


  

カートリッジをまとめて聴く その45 [試聴日記]

① テクニクス ECP-271CS
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  大ベストセラー EPC-270 カートリッジシェル一体型だ。
  解像度も高く、高域の切れも、②のよりもいい。非常に明るいサウンドで、一体型の良さが出ている。
  高級機に組み込んでも違和感は無い。


② パイオニア PC-110

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 PC-110 の印象は、ややレンジが狭いが安心して使うことができるカートリッジだ。
 今回の固体は、アダルト調サウンドながら、音場が広いカートリッジといった印象だ。
 固体差、ヘッドシェルの影響もあるが、このサウンドなら十分通用する。


③ ADC QLM-32MK2
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 当時、グレードアップと称して、近所の量販店で販売されていた。
 針折れ品を修理した。根元で繋いでいるのでほとんど分からない。
 オルトフォン FF-15 や エンパイア 4000DI セットで 1万5千円くらいで売っていた。
 サウンドは ADC らしいカルフォルニアサウンドといったところか


③ テクニクス EPC-271CS その2
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 固体差も少なく非常に安心して使えるサウンドだ。
 付属品のカートリッジとしては無難にまとまっている。

④ パイオニア PC-110 その2
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 付属品カートリッジの代表、レンジは欲張ってないが安心して使える。

⑤ パイオニア PC-330
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 こちらも付属カートリッジの代表だが、高級なプレヤーの付属カートリッジだ。
 やはり、PC-110 には差をつける。非常に広大な音場で、レンジの広い。


⑥ テクニクス EPC-207
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 205系のコストダウン版一番大きな違いはカンチレバーの支持方法だろう。
 205系は、テンションワイヤー方式で、207はダンパだけの支持方法だ。
 テンションワイヤーが常にいいかというと疑問である。テクニカのAT-3 が最高という人もいる。
 AT-3 はダンパだけの支持方法だ。
 音はこんな感じ

 低域の量感は抜群で、音場も広い。解像度と高域の切れがもう少しあってもいい。
 スタンダードなカートリッジとして安心して使える。
 逆に尖ったカートリッジは、使いにくい。

⑦ ADC Q-36
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 針折れ品を修理した。
 しかし、この配色は閉口する。安さ全開といった感じだ。
 外見と反してサウンドは、低域の量感はあるタイプで、高域は控えめで、典型的なADCサウンドとは異なる。
 安心して使える。


⑧ テクニカ AT-7V
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  針折れ品を入手した、例によって振動系を差し替えて復活。
  このカートリッジは長岡氏がべた誉めだった。コストパフォーマンスが良いと連発していた。
  ボディはメタルで手抜きがない。
  サウンドも、音場も広く、定位も良く、ワイドレンジ、解像度も高い。
  本格的なサウンドが楽しめる。


⑨ テクニカ AT-10G
⑩ テクニカ AT-VM3
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  いつもどおり、安定したサウンドを聴かせる。
  レンジは欲張っていないが、実用上は全く問題ない。

  AT-VM3+MG-10
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  AT-10Gより、元気なサウンドの印象
  AT-10Gに比べて、レンジが広く、低域の力強い。
  本格的なサウンドが楽しめる。
  ヘッドシェルの差 MG-10 と LT-13a の差かもしれない。
  顕微鏡でスタイラスチップを観察すると 
    VM-3  は無垢のダイヤモンド
    AT-10G は接合ダイヤモンド
  だったこの辺りもサウンドに影響しているかもしれない。









SHURE カートリッジの集中試聴 その8 [試聴日記]

SHURE のカートリッジをまとめて聴く。

相変わらずの人気の TYPE III 悪くはないと思うがプレミアムがつくようなものでもないような...

① SHURE M-44G 再生産品
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  カモメマークとはかなりサウンドが異なる。再生産品は非常にレンジも広く、解像度も高く現代的なサウンドに仕上がっている。


② SHURE M-44G 再生産品 その2 交換針は オリジナル生産
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  ボディは再生産品だが、交換針はオリジナルだ。
  オリジナルかどうかはスタイラスガードの有無やスタイラスチップの裏の蛍光塗料の有無でわかる。
  再生産品は DJ 用途を考慮して、暗い中でも蛍光塗料で針先が確認できるように作られている。
  オリジナルは蛍光塗料は塗られていない。
  オリジナルと再生産品とでは、やはり交換針の差が大きく作用しているようだ。
  カモメマークに近いサウンドのようだ。


③カモメマークM44G
④再生産M44G

 別固体で、再度カモメマークと再生産品を比較試聴してみる。

 カモメマーク
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 低域の厚みというか量感が良い。
 ハーモニーも綺麗に再現できている。
 ノイズも気にならない。

 最生産品
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 非常に解像度が高い。高域の伸びの良い感じだ。
 しかし、カモメマークと比べると腰高のサウンドといった感じだ。


カモメマーク 重心の低い、アダルト調サウンド
再生産    解像度が高く、量感は今一テクニカサウンドと言っていいだろう。
人気の秘密は、重心の低い、量感抜群なサウンドにあるのだろう。

⑤ M-70B
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  以前も聴いているが
  http://en-ide-cart.blog.so-net.ne.jp/2012-09-23
  やはり詳細は不明だ。当時 5500円だったとネットに書かれている。
  M-75系の派生機種だろう。
  非常に元気があり、明るいサウンドだ。
  解像度は欲張っていない、中高域のエネルギー高い。
  スピード感はあるが、低域の量感は今一歩だ。



⑥ V-15 Type4
⑦ V-15 Type4 修理品
⑧ V-15 Type4 修理品 その2

  本当は、結構素晴らしい Type4 高校生のときに 半額くらいで売っていた。
  やはり、舶来品の値段のつけ方は、よく分からない。
  更に良くわからないのだ Type4 の不人気ぶりだ。
  TypeI3 と Type5 は異常に高いのに、Type4 だけ異常に不人気だ。
  音を聴けば、Type4 の方が一般的には高音質だ。

  
  TYPE4 純正交換針
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  無垢のダイヤモンドが美しい。音は艶があり、煌びやかで美しい。
  やや細身だが、解像度は高い。テクニカサウンドといった感じだ。
  TYPE3 の後期生産品とはかなり方向性が異なる。

  TYPE4 修理品
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  針折れ品を修理した。更に端子が折れている。
  ケーブルを引き出し、リード線とハンダ付けを行い、熱収縮チューブで補強
  根元を接着材で固定した。
  オリジナルとは音の傾向が異なる。
  後期のType3 のサウンドに近い。
  若干音も小さめだ。


  TYPE4 修理品 その2
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  老眼が進んで困る。会社で、実験用のケーブルのハンダを作成しようとしたら、ハンダ付けが汚くて嫌になった。
  しかも、接続が間違っていたし、コネクタのラベルに書いてある字が見えなかった。
  結局、若い人にやってもらった。情けない。マイハンダはんだこてがあれば....しょぼん。
  それに接続を確認するのに、数千万円オシロを使った。ああ何をやっているのやら.....それでも、老眼鏡かけられません。
  さて、そんな老眼にも負けず、針折れ品を繋いで修理した。顕微鏡を使っているから問題ない。
  音場が広い。高域の解像度も高い、高級機のサウンドだ。オリジナルに非常に近い状態だ。
  高域の切れ、文句なしだ。低域は重低音というより軽低音と言った感じでスピード感も素晴らしい。
  しかし、なぜ TYPE3 ばかり持てはやされるのだろうか?
  ちなみに、これレコードは88年頃の作成で、非常にカッティングレベルが高い。割とトレースの難しい部類レコードだ。


⑨ M-95ED
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  95シリーズもバリエーションが多くて、把握できない。
  サウンドは、低域に力があり最低域もしっかり再生できている。躍動感もあるが高域の解像度があると更に良い。
 

⑩ M44GX
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  M44G の後継として発売されたが、不人気のため M44G が再生産され、本モデルは消滅した。
  音を聴いてみると、音場が広く、高域の解像度が高い。
  M44G よりずっと現代的なサウンドに仕上がっている。