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カートリッジをまとめて聴く その53 [試聴日記]

① テクニカ AT-13E
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  このカートリッジもなぜか不人気、ティパー、楕円無垢ダイヤモンドなのに不思議だ。
  カートリッジのシリーズは、最高位機種と最安値機種しか売れない。不思議だ。

  少しレンジがせまいが、高級機に組み込んでも十分使える。

② パイオニア PC-330
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  上級プレヤーの付属カートリッジとして採用されたいた。
  固体差もあるだろうが、音場が広く、レンジが広く、解像度が高い。

③ パイオニア PC-110
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  こちらは、普及機の付属プレヤーとして広く採用されていた。
  いつ聴いても安心して使えるカートリッジだ。

④ PC-110 + 原音交換針
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 ③ と同じく PC-110 だが交換針が ナガオカの原音だ。
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 驚いた、全く違ったサウンドだ。レンジも広く、解像度も高く、音場も広い。
 上級機のサウンドといった感じだ。
 残念ながら、原音シリーズは入手困難だ。

⑤ テクニカ AT-150E
⑥ テクニカ AT-140E

  兄弟機だ、何が違うかといえば、ボディだ。
  AT-150E はメタル、AT-140E はモールド顕微鏡でみるとカンチレバーも違う。
  150E はティパーだが、AT-140E はストレートだ。どちらも無垢ダイヤモンドだ。
140E
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150E
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  肝心なサウンドを比べてみた。

  AT-140E
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  レンジも広く、解像度も高い。定位もしっかりしているし、ハーモニーの分離も見事だ。
  全く不満のないサウンドだ。

  AT-150E
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  出力は、AT-140E より若干小さい。AT-140E よりワイドレンジだし、暗騒音まで聴かせてくれる感じだ。
  細かいところまでよく再現できている。間違いなく、AT-140E より 高忠実な再生音になっている。
  値段差があっても、やはり AT-150E を買ってしまうだろう。

  これじゃやっぱり AT-140E は売れないと感じた。

⑦  エンパイア 2000E/I
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  エンパイアシリーズは、週間FM チラシの 70% OFF の思い出しかない。
  オーディオに興味を持ち始めてからは 4000 シリーズの 割引率競争みたいな感じで 2000 シリーズは全くしらなかった。
 スペックからすると
 ■針先 0.2×0.7mil
 となっており、AT-150E と同じだ。2000E/I は接合ダイヤモンドだけど....
 さてサウンドは
  AT-150E ほどワイドレンジではないが非常に明るいサウンドで音楽を楽しく聴かせてくれるカートリッジだ。
 だいたい、テクニカは測定器といった感じのサウンドが多く忠実だけど楽しくないと感じることも時々ある。
 低域の量感もしっかりしており、楽しめるカートリッジだ。


⑧ ピッカリング XV-15/625E
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 低域に重点を置いたサウンドだ。日本のカートリッジでこのようなサウンドが記憶がない。
 Jazz にぴったりと言われそうだ。非常にアダルトなサウンドでゆったりと音を聴かせてくれる。
 テクニカトーンと対極と言っていいだろう。


⑨ DL-103 Gold オリジナル
⑩ DL-103 Gold 修理品
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  状態の良い DL-103 Gold が手に入った。
  以前修理した修理品と音を比べてみる。

  オリジナル
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  ボディの色が違うだけだったように記憶しているが、なんか明るくなったように気がする。
  DL-103GL はコイルが金だった記憶がある。
  実際に音は躍動感にあふれたサウンドとなっている。

  修理品
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 僅差でやや解像度が劣るが、傾向は同じと考えていいだろう。



 

ビクターの傑作 QL-Y5 を聴く [試聴日記]

ビクターの傑作 QL-Y5 を聴く。
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オーディオに興味持ち始めた雑誌の裏表紙を飾っていた。
憧れのプレヤーだ。
電子制御でダンプする新しい方式だった。
ソニーはバイオトレーサーを出していた。
電気仕掛けのダイナミックバランス方式だ。

アームの動きも小気味良く、とても状態が良い。
針圧も驚くほど正確だ。
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カートリッジは普及カートリッジ オルトフォン FF-15 と DL-103 で確認してみた。

DL-103
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103らしいサウンドを聴かせてくれるが、ややソフトサウンドに聴こえる。

FF-15
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かなりアダルト調のサウンドだが、MMらしいサウンドを聴かせてくれる。

総じて、電子ダンプがどうもソフト方向に傾斜するような気がする。
オイルダンプと音の傾向が似ている。
デザインも素晴らしく美しい。
当時 69800円 で良く作った関心する。






カートリッジをまとめて聴く その52 [試聴日記]

① ビクター MD-1016+33H
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  グランツのOEM品、ポテンシャルはなかなか良い。
  こんな実力が高いカートリッジが付属品とは信じがたい。


② テクニクス EPC-271CS
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  こちらも、テクニクスのプレヤーに付属していたカートリッジ
  ローコスト化の一体型だが、付属カートリッジとは思えないサウンドだ。

③ ビクター MD-1016+33G
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  ① と比べると低域の量感が増している。
  ① より更にいい感じだ。
  これがプレヤーの付属品とは、恐ろしい。


④ ビクター MD-1016+33S
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   ⑤と比べると、やはり高域の切れ、解像度は落ちる。
   MM型らしいサウンドを聴かせる。
 
⑤ ビクター MD-1016+4DT1X
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   4CH対応のスタイラスチップ
   無垢ダイヤで、シバタ針仕様だ。
   さらに、テンションワイヤー方式を採用している。
   先入観なしで、非常にブリリアントなサウンドが楽しめる。
   解像度も、切れも文句なし。
   MD-1016 はどこまでポテンシャルが高いのか?


⑥ DL-103
⑦ DL-103R
⑧ DL-103LCII
⑨ DL-55
⑩ DL-109
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  DENON カートリッジをまとめて修理、DL-103D はテンションワイヤー破損しており、諦めた。

  DL-103
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  正規の状態より、0.5mm くらい長い。カンチレバー AT-10Gから移植した。
  音は非常に素直で、フラットで無着色のサウンドといった感じだ。

  DL-103R その1
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  ピンセットが滑って針が何処かに行ってしまったが、奇跡的に見つかった。
  AT-12Eからの移植だ。
  声質感がよく再現できている。芯のある低音だ。
  修理は無事完了し、よく再現できている。


  DL-103R その2
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  もう一個ある DL-103R に AT-13E のカンチレバーを移植した。
  こちらは、ティパーカンチレバー無垢楕円ダイヤモンドだ。
  こちらの方がレンジも広くワイドに聴こえる。
  カンチレバーの差か固体差はわからない。

  DL-103LCII
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  AT-15Ea からの移植だ。
  ヘッドシェルが MG-9 の影響もあるだろうが、ワイドレンジで全く違う次元のサウンドを聴かせてくれる。
  オリジナルと遜色ないと言っていいだろう。
  ティパー極細カンチレバーと極小無垢ダイヤド効果だろうか?

  DL-55
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  針折れ品を繋いで修理した。
  やや太めのカンチレバーを尊重して、太目のカンチレバーで繋いでみた。
  レンジはそんなに欲張っていないが、非常にバランスが良いサウンドだ。


  DL-109
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  針折れ品を繋いで修理している。
  かなりハイ上がりのサウンドが、針圧やや重めにかけた方が結果が良い。
  典型的なMMサウンドじゃなくて、繊細さを持ったカートリッジだ。






カートリッジをまとめて聴く その51 [試聴日記]

① SONY VM-21G
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テクニカからのOEM供給品だ。
VM一筋のような触れ込みだが、OEM では MM も IM も供給していた。
交換針は、ナガオカのエリーシリーズだ。
低域から、高域までバランスが良いサウンドだ。
特に低域の量感も良く再現できている。



② DENON DL-8
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このカートリッジはかなり良くできたカートリッジだ。
ネットでも時々噂になっているが、付属のカートリッジにはもったいない。
レンジはそれほど欲張っていないが、とにかくバランスが良い。
弱点らしい、弱点がない優れたカートリッジだ。


③ テクニカ AT-14E
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  14Eノブが透明で高級感がある。14Ea はプラモデルのようなノブになった。
  針折れ品を、振動系の交換で復活させた。
  非常にパワフルなサウンドで、バランスも良い。
  高域の繊細さは若干欠けるかもしれない。

④ テクニカ AT-15Ea
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 こちらも、針折れ品を交換針の対応で復活させた。
 なんの雑誌の受け売りか、エポキシボンドでいろいろな箇所が固めてある。
 エポキシボンドが劣化してボロボロだ、弾性もない。
 雑誌の読みすぎだろうと突っ込みたくなる。

 エポキシの影響か音は、非常にガッツがあり、低域に芯が通っている感じだ。
 やはり、エポキシはいい影響を及ぼすのだろうか?



⑤ アントレ EC-15
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  アントレのカートリッジはデザインも好きだし、低価格でも高音質の物が多い。
  EC-15 は 19000円 DL-103 をかなり意識している。
  DL-103 より現代的にアレンジ、ワイドレンジ、高解像度、素晴らしい量感
  非常にコストパフォーマンスが良いカートリッジだ。
  しかし、新潟では売っていなかった。ちなみに ナカミチ製品も扱っているところはほぼ皆無だった。
  秋葉原で、ナカミチ製品の実物を見たときは感動だった。本当に、売っているだ!!!


⑥ パイオニア PC-110
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  いわずと知れた、スタンダードなカートリッジだ。
  いつ聴いても安心のサウンドが楽しめる。

⑦ パイオニア PC-330
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 PC-110 の上位機の付属品カートリッジ
 PC-110 よりワイドレンジ化が計られている。


⑧ DENON DL-110
⑨ DENON DL-301II
⑩ DENON DL-103M

非常に状態の良い、状態で入手できたので比較して聴いてみる。

DL-110
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  DL-301 のコストダウン版と考えていいだろう。
  音の切れ、解像度ともに文句ない。
  長岡氏がべた褒めだった。
  無垢の楕円ダイヤを使っている。

DENON DL-301II
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 DL-110 に更に、低域の量感と低域の切れを感じる。
 こうやって比べると特に欠点を感じなかったDL-110の線の細さが目立つ。
 骨太のサウンドといった感じだ。

DENON DL-103M
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 声の質感が非常にリアルだ、非常にゆったりとしたサウンドだ。
 最低域のスィングまで感じることができる。
 音場の空間がそのまま再現できているような、さすが高級機といったサウンドが楽しめる。