So-net無料ブログ作成
検索選択

カートリッジをまとめて聴く その87 [試聴日記]

① ADC シリーズ1
P1090976.JPG
0305_1.jpg
  日本では発売されていないように思う。
  西海岸の向けの軽快なサウンドだ。
  印加針圧はやや高めの方が良い。
  試聴は 2.0gだ。

② ADC Q-36
P1090978.JPG
0305-2.jpg
  ① に比べるとややアダルト調のサウンドとなっている。
  ややヨーロピアンサウンドと言って良い。

③ ADC 100
P1090979.JPG
0305-3.jpg
  針折れ品を繋いで修理した。
  ①と音の印象は近い。
  軽快でアップテンポのサウンドが楽しめる。

④ オルトフォン VMS-20E
P1090980.JPG
0305-4.jpg
  FF-15 シリーズの上級機だ。
  大きな違いは、スタイラスチップだろう。
  高級機らしく、ワイドレンジなサウンドを聴かせてくれる。

⑤ オルトフォン TONA BANANA
P1090981.JPG
0305-5.jpg
  コンコルドの派生機種であり、一応DJ向けということになっている。
  音はかなりアダルト調のサウンドだがゆったりとした感じの音を聴かせてくれる。

⑥ トリオ V-42
P1090982.JPG
0305-6.jpg
  テクニカ AT-10G の OEM版だ。
  しかし、モールドの色がダークブランでとても高級感がある。
  サウンドやや落ち着いた音調に聴こえる。

⑦ ビクター MD-1016
P1090984.JPG
0305-7.jpg
  グランツからOEM供給だ。
  いろんなメーカーに供給されていた。
  サウンドは今聴いても十分通用する。
  ワイドレンジで高解像度のサウンドだ。
  

⑧ パイオニア PC-20
P1100277.JPG
PC-20.jpg
  このカートリッジは何度も聴いているが、GT-2000では初めてだ。
  印象がかなり違う、高域のも良く伸びているし、最低域も良く伸びている。
  刺激的な音は聞かせず、とても上品なサウンドだ。

⑨ FR FR-101
P1100278.JPG
0318-2.jpg
  情報量たっぷり、高解像度を狙ったサウンドだ。スピード感もあり好みのサウンドと言える。
  FR のカートリッジは全般的に似たようなサウンドだ。
  ⑧かなり対極なサウンドだ。MC型ですといっても皆間違えるだろう。

⑩ SONY VL-37G
P1100279.JPG
0318_1.jpg
  テクニカからOEM品だ。AT-10G系の発電ユニットだ。
  ヘッドシェル一体型だ。ヘッドシェル部分はモールドで低域の力強さは今一だ。
  ややハイ上がりのサウンドだが、一体型の良さが出ている。

  
  

F-8 VS F-9 を比較試聴 [試聴日記]

グレース F-8  F-9 を比較試聴した。

F-8 のボディモールドで、F-9 Level-II のボディはメタルだ。
F-8 を見たときの印象はなんでこんなオモチャみたいな、カートリッジ人気があるのだろう?
聴いて驚いた。素晴らしい解像度で人気もうなづける。

 F-8 サスペンションはダンパだけで保持する形だったが、F-9 以降はテンションワイヤー方式となっている。
 どちらがいいか議論は分かれるが、テンションワイヤー方式の方が手間ひまかかることは間違いない。
 F-8
P1090897.JPG 
0302_1.jpg
 バランスが良い。癖がなく中庸なサウンドでリファレンス的に使える。

 F-9
P1090900.JPG 
0302-2.jpg
 確かにレンジも広がっているし、音場も広大になっている。
 やや高域にエネルギーが高まり、量感が寂しい。



テクニカ AT-15 シリーズ を比較する。 [試聴日記]

テクニカ AT-15 シリーズ が4個入手できた。
P1090804.JPG
① AT-15E
② AT-15XE
③ AT-15Ea
④ AT-15Ea 修理品

なんだかんだ言っても AT-15E が一番高級感がある。
Ea でどうしてもプラモデルみたいな色にしたのだろうか?
とても疑問だ。
XE は Ea 海外向けモデルだ。
④は針折れ品をAT-10G系の振動系に入れ替えて修理している。

① AT-15E
P1090832.JPG
0226-2.jpg
 アッタク音がよく表現できている。音の粒立ちが良い。
 メリハリのあるサウンドを聴かせてくれる。
② AT-15XE
P1090833.JPG
0226-3.jpg
 音量が少し小さい。ヘッドシェルの影響もあるだろが、① と比べるとアダルト調だ。
 
③ AT-15Ea
P1090834.JPG
0226-4.jpg
 モールドの色は濃い青、グレーに近い青もある。どちらが最近の生産品かはわからない。
 音量は ① と同じくらいだ。
 ややハイ上がりのサウンドだ。量感はやや寂しい。
④ AT-15Ea 修理品
P1090835.JPG
0226-5.jpg
  音量は、②と同じくらいでやや小さめだ。
  ③とはかなり音の傾向が違う。
  ③がハイ上がりなのに対して、こちらのがフラットというべきだろう。
  非常にバランスの良いサウンドだ。






オルトフォン コンコルド3兄弟を聴きくらべる。 [試聴日記]

オルトフォン のコンコルド 本当にかっこいい。
しかし、こんな軽量のカートリッジはバランスがとれるアームがどれだけあったか疑問だ。
SAEC WE-407 はだいぶズルをしてバランスをとっている。
コンコルドの単体カートリッジが LM シリーズ でその派生機種がたくさんある。
Ωシリーズも入手できたので比べてみた。

① LMB-8

P1090639.JPG
0219-11.jpg
LN シリーズの後継と思われる。
ややレンジは狭いが、MMらしいサウンドを聴かせてくれる。

② Ω
P1090638.JPG
0219-8.jpg
LN の派生機種で、ローコストモデルと思われる。
低域の量感は良く出ている。



③ コンコルド20
P1090640.JPG
0219-12.jpg
デザインは今見ても斬新だ。VMSシリーズより、軽快なサウンドが重量が関係しているかもしれない。


カートリッジをまとめて聴く その86 [試聴日記]

① ビクター MD-1016 33H
P1090587.JPG
0219-2.jpg
  グランツからのOEMだ。ベルトドライブからダイレクトの過渡期の付属プレヤーによく採用されたいた。
  付属品のおまけカートリッジなのだが、よくできたカートリッジだ。
  低域の押し出しがよく MM型の見本のようなカートリッジだ。

② テクニカ AT-100E
P1090590.JPG
0219-10.jpg
 本品は、テクニカブランドではなく、OEMモデルだ。
 ① と比べると楕円スタイラスの影響か確実にレンジは広がっている。
 押し出し、低域の量感は若干後退しているようだ。


③ テクニカ AT-10G
P1090674.JPG
0225_1.jpg
  トリオのV-42、テクニカからのOEM供給品だ。
  低域の量感が良い、少しダンプ気味で、アダルトなサウンドだ。

④ テクニクス EPC-1200U
P1090675.JPG
0225-2.jpg
  DJ の文字があり、テクニクスがスクラッチブームの時に発売したカートリッジだ。
  これも、THE MM といった感じのサウンドだ。低域の量感が素晴らしい、レンジはやや狭い。

⑤ スタントン 681EEE
P1090676.JPG
0225-3.jpg
  スタントンのカートリッジのカンチレバーには驚かされる。
  更にダンパーは固めで、不良かなと思ったら素晴らしいサウンドだったりする。
  レンジは広がっており、低域の伸びも良い。
  日本のカートリッジのように毛穴まで表現するようなサウンドではない。


⑥ テクニクス EPC-270
P1090773.JPG
0225_1.jpg
  テクニクスと書いてあるが、OEM向けらしくモールドの色が違う。
  ボディは EPC-270 そのものだ。
  付属カートリッジの割りに良くできている。量感はやや控えめだが、レンジも広く付属としては十分だ。

⑦ SONY VL-32
P1090772.JPG
0225-2.jpg
  テクニカ からのOEM製品で、AT-10G系の派生機種だ。
  高域が伸びており、AT-10G系のサウンドとは少し違うようだ。
  低域の量感はやや控えめだ。

⑧ パイオニア PC-110
P1090774.JPG
0225-3.jpg
  テクニクスのEPC-270と同じく、付属で生産数量は何個だろう。
  特筆すべきはこのカートリッジの断線にはお目にかかったことがない。
  オルトフォンとは大違いだ。
  高域がとてもさわやかなカートリッジであり、付属品として十分だろう。

⑨ テクニカ AT-E30
P1090775.JPG
0225-4.jpg
  テクニカが軽量化の振動系でリリースした新シリーズ。
  こちらは不人気で結局旧来の振動系が生き残ることになる。
  短いカンチレバーなど振動系の軽量化は、解像度のサウンドに寄与している。
  デザインが受け入れらなかったようだ。


⑩ パイオニア PC-11
P1090803.JPG
0226_1.jpg
 ベルトドライブ時代の付属カートリッジだ。
 製造はテクニカ、PC-20 までロングセーラーだった。
 付属品のカートリッジだが、音場もいいし低域の量感も良い。

  

GT-2000 + DV-505 続き その2 [My Info]

GT-2000 + DV-505 の続き その2
http://en-ide-cart.blog.so-net.ne.jp/2017-01-01
http://en-ide-cart.blog.so-net.ne.jp/2017-01-14-1

>> 本当は、アルミでアームベースを自作しようと思ったが、想像以上に大変なので業者に任せるか、木で自作することにした。

業者で、個人的に、アルミ切削やりますよ。
図面をくれれば、その図面が問題だ。
穴位置を正確に測定できない。木製なら微調整はできるがメタルだと不可能に近い。
図面か、そうだ木練習して、それを実寸して作ってもらうと練習を兼ねて、5.5mm MDF の2枚重ねで自作した。
かっこ悪い。しっかり固定できているので問題ないと思う。
P1090451.JPG
P1090452.JPG
DL-107 で再度試聴
P1090453.JPG


何度聴いても、重い低音じゃなくて、軽低音だ。
高域に特徴がある、解像度が高く、予想を裏切った好みのサウンドとなった。
0212_1.jpg


ダンパが劣化したカートリッジの波形を測定してみる。 [情報]

SONYのXL-15 シリーズのダンパには困ったものだ。
ダンパが劣化して音が歪む。
オシロスコープは家にはないが、PCがその代わりを果たす。
便利な世の中だ。
XL-15 に XL-20 の交換針を移植したが見事に駄目だった。
聴感上も駄目だが、基準レコードキャプチャーして、波形を確認した。
正弦波が変な波形になっている。
P1090350.JPG
1.jpg
こちらで確認した XL-15 シリーズもついでに確認した。
http://en-ide-cart.blog.so-net.ne.jp/2017-01-14
聴感上は問題ない様だが、波形はどうだろうか?

XL-15 オリジナル

P1090351.JPG
2.jpg
XL-15 + XL-20の交換針
P1090352.JPG
3.jpg

音量差があるが、同じ傾向なのでカートリッジ以外の箇所が原因だろう。
美しい正弦波だ。

AT-3M の交換針を作成する。 [修理記録]

AT-3M 
M はAT-3のモノラルモデルだ。
AT-3 は素晴らしカートリッジだ。AT-3MにAT-3の交換針をつけようと思ったら、互換性がない。
Mモデルはコイルを巻き方を変えただけではなく、水平方向の振動だけに特化した発電ユニットのようだ。
ステレオはひし形、ほとんどのカートリッジはひし形だ。
さて、交換針をどうするか? AT-3 の交換針が使えないし、いつ入手できるかわからない。
モールドを削って、自作することにした。
正方形の交換針はお目にかかったことがない。
MD-1016もそうだが、挿入口が四角、交換針側が丸というパターンがある。
MD-1016の交換針で実験したら、いい感じだ、モールドと削っていくと、保持がほとんどできないことが分かった。
最初に削ったモールド
P1090342.JPG
AT-5の交換針のモールドを削ればなんとなりそう、金具を取り外して荒削り
P1090340.JPG
仮組
P1090341.JPG

交換針は、ビクターのZ-1S 振動系をそのまま移植した。
P1090344.JPG

P1090345.JPG
0128-3.jpg
実用上は問題ないだろう。
P1090349.JPG
試聴結果


GT-2000 + DV-505 続き その1 [My Info]

GT-2000 + DV-505 の続き





残っていた錘は、重量級向けのようで、普通のカートリッジはバランスが取れないことが分かった。

オークションを検索しても、DV-505 軽量用 ウェイトなど出品されているはずもない。

出入りしている金属加工メーカーに個人的に作ってもらおうか、とかいろいろ考えていると、

ハードオフに、つまみか足と思われるアルミ無垢のパーツが108円 で売っている。

P1090137.JPG

即購入



オリジナル

P1090134.JPG

P1090135.JPG

P1090136.JPG



オリジナルの半分の重量だが、いい感じなので貫通の穴を開けて自作することにした。

会社には、簡易旋盤がある。これを使えば楽勝と思ったら

ドリル径 5.1mm の替え刃行方不明だ。

5mm はあるので、5mm で穴あけを実施することにした。

チャイムがなった。5:30~6:00 までは夕休み、直ぐに実験室で穴あけ開始。

何始めたんですか?いろんな人に聞かれる。

恥ずかしい、音が大きい、削りくずが散乱する、1/3 くらい進んだら モーター停止。

簡易でトルクは弱いようだ、ゆっくりゆっくり進めて 3/4 くらいで進まなくなった。

機械油が必須らしい、オイルを垂らしたらなんとか貫通した。15分くらいかかった。

P1090138.JPG

もう、2度とやりたいくない。

穴を棒やすりで調整して、クリアランスなして装着できた。いい感じだ。

P1090141.JPG

重さがもう少し欲しい。

とりあえば 10円玉を両面テープくっつけて、いい感じの重量となった。

P1090139.JPG

P1090142.JPG



これで使えるカートリッジの範囲が広がった。



本当は、アルミでアームベースを自作しようと思ったが、想像以上に大変なので業者に任せるか、木で自作することにした。


カートリッジをまとめて聴く その85 [試聴日記]

① SONY XL-15
P1090143.JPG
0114_1.jpg
  このカートリッジのダンパの大半が劣化して使えない。
  本カートリッジのダンパは問題ないようだ。
  本当は実力の高いカートリッジだと関心する。
  オークションで取引されている XL-15 の大半はまともに再生できないだろう。
  いつもながら、良くこの値段と関心する。しかし、ノブの色が安っぽくで残念だ。

② SONY XL-15 + XL-20 の交換針
P1090144.JPG
0114-2.jpg
  本来は互換性がないが、問題なく利用可能だ。
  本交換針は、新品だ。
  ① と比べて、遜色のないサウンドが楽しめる。
  レンジも広く、高級機と比べても遜色ないと思う。

③ テクニクス EPC-205CMKII
P1090145.JPG
0114-3.jpg
  大人気 EPC-205CMK3 の前身モデルだ。
  ワイドで、フラットで高品位なサウンドが楽しめる。

④ ナガオカ MP-11
P1090146.JPG
0114-4.jpg
  MP-100 のベースとなったモデルだ。
  立ちがありもよく、シャープ、ハイスピードなサウンドを聴かせる。
  ローコストなのに非常に高品質なサウンドだ。

⑤ ビクター MD-1016
P1090147.JPG
0114-5.jpg
  グランツからのOEM供給品だ。
  グランツは多くのベンダーにカートリッジを供給していた。
  付属品のカートリッジとしては特に優秀で、高級機として組み込んでも違和感はない。

⑥ グレース F8-L
P1090148.JPG
0114-6.jpg
  グレースのカートリッジの音の良さの秘密が分からない。
  交換針はモールドだし、交換の勘合が強固な分けでもなくローコストMM型なみの構造だ。
  出てくるサウンド、非常に高品位だ MCライクなサウンドが楽しめる。


⑦ ビクター MD-1016 その2
P1090347.JPG
0128_1.jpg
  グランツからのOEM供給品だ。
  土台となり、日本のオーディオメーカーを支えていた。
  このカートリッジは高域に特徴がある。
  切れのある高域が素晴らしい。

⑧ Lo-D MT-24
P1090348.JPG
0128-2.jpg
  こちらもグランツからのOEM供給品。
  ビクターのZ-1Sと同じ発電ユニットだ。上部モールドだけが違う。
  改めて聴きなおすと良くできたカートリッジだ。


⑧ テクニカ AT-E50
P1090560.JPG
0219-5.jpg
 デザインが斬新過ぎたのか不人気で直ぐに終了となった。
 極細の短いカンチレバーが特徴で、振動系の軽量化が計られている。
 サウンドも現代風にアレンジされている。
 オークションではとても不人気だ。
 超ハイCPカートリッジだった。

⑨ スタントン500A
P1090561.JPG
0219-6.jpg
  1.5g針圧では音が歪む。資料によると針圧は 2~5gと書かれている。
  2.5g針圧を印加して再度試聴してみた。
  低域の分厚いサウンドとなった。

⑩ テクニクス EPC-207C
P1090562.JPG
0219-7.jpg
  大人気 EPC-205CMK3 の廉価版だ。
  スタイラスチップ 無垢 --> 接合楕円
カンチレバー ボロン --> アルミパイプ
  テンションワイヤー方式 --> ダンパのみ

  1万5千では競合も多く、人気は無かった。
  レンジは広く、音場の再現性も優れたハイ CP カートリッジだ。