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サテン OEM SONY VC-20 を聴く。 [試聴日記]

サテン OEM SONY VC-20 を聴く。
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といっても入手してから既に5年経過して放置されている。
交換針を大量に買ったら、ND-200G があった。
XL-20 の派生機種 XL-200 の交換針かと思いきや
ネジ止めの交換針が入っていた、もしかして 放置してある VC-20 の交換針か?
と探していたら、VC-20が出てきた。

VC-20はサテンからの OEM 供給品らしい。

FALCON GG-20F(ファルコン 20F)のステレオプレーヤーシステム PS-20F に付属するカートリッジのようだ。
MC 型(ヘッドシェルと一体),
周波数特性 10Hz~35kHz,出力電圧 0.3mV(1kHz, 5cm/s, 45°),
針圧(最適針圧)1~2g(1.5g),
交換針 ND-20G,自重 19g と記載されている。
ゴミがけっこうすごい、カンチレバーの根元には、粘度の高いシリコンオイルと思われるものが塗られている。
そのためゴミが不着しやすい構造となっている。
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まずは、付属して交換針で聞いてみる。
顕微鏡で観察した感じではいけそうな感じだ。
音を聴くと歪んでいる。
波形で確認してみる。
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スタイラスチップは問題ないようだ。
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高調波が盛大に出ている、どうもダンパが駄目になっているようだ。

未使用新品に代えて再度測定してみる。
高調波は当然あるが、アナログレコードではよくある波形だ。
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少ないで特性も綺麗で、1KHz がシャープに立ち上がっている。
ダイヤモンドは磨耗していなくてもダンパが寿命を迎えている典型的なパターンだ。
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再生音はこんな感じ



どうも、サテンのカートリッジと音の調子が違う。

① 図太い低音
② 控えめな高域、繊細さもやや控えめ
③ 電圧も控え目、一般的な MC レベル

ヘッドシェル一体型だが、取っ手は一体の削り出し構造のようだ。
削って捨てる部分が多く、非常に手間ひまかかった製品といえる。





SHURE カートリッジの集中試聴 その14 [試聴日記]

SHURE のカートリッジをまとめて聴く。
相変わらずの人気の TYPE III 悪くはないと思うがプレミアムがつくようなものでもないような...

① SHURE V-15 III MR
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  V-15 TYPEVMR の好評価を得て、TYPEIIIとTYPEIVにも展開された。
  比較的最近まで、販売されていたモデルだ。
  当時は、MRとかMLがもてはやられた。
  ラインコンタクトはゴミに弱いとか、バーティカルアングルの調整がシビアとか
  あまり評価は高くなかった、カタログには特殊楕円とか書かれていた。
  MR は高域もよく伸びており、低域の量感も良く、オリジナルよりかなり現代的なサウンドとなっている。


カートリッジをまとめて聴く その90 [試聴日記]

① STAIN M-117
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  針折れ品を修理した。
  独自構造の交換できる MCカートリッジ出力電圧も高く使いやすい。
  今回のキャプチャーは MM ポジションで受けている。
  ビクター のプリントコイルシリーズと音がよく似いている。
  しかし、針圧はとてもシビアでマニア向けの商品だ。

②グレースF-8
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  オリジナルの交換針とサードパーティの交換針を比較してみた。
  オリジナル 無垢のダイヤモンドだが、サードパーティは接合ダイヤだ。

  サードパーティ
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  素晴らしいサウンドだ。
  こんなおもちゃみたいなボディからは考えられないサウンド。
  ボディはモールドだし、ダンパだけのサスペンションだし
  とても不思議なカートリッジだ。
  オリジナル
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  サードパーティには、差をつける。
  全ての点で高品位だ、低域の伸びが違う。
  無垢のダイヤは低域の伸びに差がでるように感じる。


 
  SATIN といい、グレースといいサウンドでは世界に誇っていいと思う。


③ テクニカ AT-92
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  サンスイ向けのOEM品だ。
  カンチレバーはカーボンだ。
  カーボンの方が、製造コストは安いのだろうか?
  低域に厚いサウンドを聴かせてくれる。

④ ビクター MD-1016
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  グランツからのOME供給品だ。
  ビクターとグランツは蜜月状態だったと予測される。
  グランツの製品は、安くて音もよく縁の下の力持ち的な存在だったのだろう。


⑤ エクセルサウンド ES-700
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  エクセルサウンドは、グランツと同じくカートリッジのOEMで活躍していたメーカーだ。
  本品は、ORTHO オルソ 向けだ。
  OTTO ブランドの MG-27 もよく見かける。
  サウンドは、高域やや抑え気味だが、低域は充実しており非常に使い安いカートリッジだ。



⑦ DENON DL-103
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  針折れ品を繋いで修理した。
  最近オークションでも 103の修理品を見かけるようになった。
  103 の修理は開口部が大きく折れる箇所も同じで難易度としてはやさしい。
  低域は図太く、解像度が高く仕上がった。

⑧ グレース F-8C
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  グレースのカートリッジの交換針は、メガネタイプといわれる楕円ダイプと長方形タイプがある。
  F-8C C は Custum の略らしい。
  F-8シリーズはトンボと揶揄されていた。それを嫌ったのだろうか? C は長方形タイプだ。
  オモチャみたいだが本当によく出来たカートリッジだ。
  メガネタイプは、ダンパのみ、サスペンションで本機は、テンションワイヤー方式
  やはり、ぴしっと定位は決まっているような気がする。
  


⑨ ビクター MD-1016 4CH シバタ針仕様
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  グランツからのOEM供給品だ。
  交換針を4CH仕様に変更している。
  シバタ針だけあって繊細なサウンドが楽しめる。

⑩ テクニカ AT-150E 4CH シバタ針仕様 VS 0.5milコニカル
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  AT-150Eの針折れ品を修理した。
  4CH仕様のシバタ針の振動系をそのまま移植した。
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  非常に引き締まった低音と切れの良い解像度だ。
  やはり、シバタ針は違うと思わせる。
  オリジナルのベリリューム+楕円に比べるとややアダルト調となり、きつい高域が改善されている。
  4CH仕様
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  AT-10G系のコニカルスタイラスの振動系を移植した。
  
  交換針だけを交換した、他は全く同じ条件
  150系のサウンドとは異なる。量感はたっぷりとしており、高域のきつさはない。
  見た目のカンチレバーは同じだし、スタイラスチップだけの影響ではないかもしれないがかなりサウンドは異なる。
  あまりの違いに唖然としてしまった。
コニカル仕様
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エンパイア 1000/900シリーズの説明書 [情報]

エンパイア 1000/900シリーズの説明書を入手した。

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4000シリーズはみな接合ダイヤみたいだし、無垢の交換針はお目にかかったことがない。
ADC も接合が多し、SHUREのローコストモデルもそうだ。
ELAC の 455 シリーズは全部無垢かと思ったら接合スタイラスモデルもある。
テクニクス EPC-202 も無垢ダイヤと接合ダイヤモデルが存在する。


SHURE カートリッジの集中試聴 その13 [試聴日記]

SHURE のカートリッジをまとめて聴く。
相変わらずの人気の TYPE III 悪くはないと思うがプレミアムがつくようなものでもないような...

① SHURE V-15 Type4 修理品
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 なぜか不人気の Type4 Type5 と Type3 に比べると不当な扱いを受けている。
  いつも 40%Off で売られていたことが原因ではないだろうか
  針折れ品を修理した。
  接続したカンチレバーは、無垢の楕円ダイヤモンドだ。
  音は、ハイ上がりで、解像度の高いモデルだ。
  無音の音溝をトーレスするとだいた分かる。

② SHURE V-15 Type4 MR 仕様
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  V-15 Type5 MR の成功に気をよくして、Type4 と Type3 にも展開した。
  ① と比べるとかなり音色が違う、低域の量感もしっかりしており、とてもバランスの良いサウンドとなっている。
  個人的には、①の方が好みのサウンドだ。

③ SHURE V-15 Type3 多分初期
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  V-15は、比較的長く生産された。初期生産と後期ではかなり音が異なる。
  おそらく本機は初期の生産と思われる。
  ② と非常に似たような音色だ。これなら、人気にも肯ける。
  高域も伸びており、低域の量感も良い感じのワイドレンジなサウンドだ。

④ SHURE M-72B
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  M-75系のローコストモデルのようだ。
  サウンドは、高域は欲張らす、量感を出してとてもやさしいサウンドだ。
  プチプチノイズも目立たない。MM型の典型的なサウンドと言っていいだろう。

⑤ SHURE M447-X
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  M44G の後継モデルだ。
  レンジはそんなに欲張っていないがバランス良いサウンドだ。
  しなし、M44Gの人気の影響で、短命に終わる。


⑥ SHURE M75G TYPE2
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  M75シリーズは派生モデルが多くて整理できないが、
  レンジを欲張ってない。量感を豊かに奏でるカートリッジだ。
  M75シリーズこそJAZZ向きではないだろうか?

⑦ SHURE M75ED TYPE2
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  ED は楕円スタイラスチップモデルらしい。顕微鏡でみると無垢のダイヤモンドだ。
  ⑥ と同じような音色だ。当たり前か?
  本モデルの方が、高域が伸びているようだ。
  楕円スタイラスチップの影響か?
  M75系のスタイラスチップ皆、接合だ。

SHURE M44G カモメモデルを検証してみた。
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⑧ SHURE M44G カモメモデル + オリジナルスタイラス
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⑨ SHURE M44G カモメモデル + 再生産スタイラス 0.5mil
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⑩ SHURE M44G カモメモデル + 再生産スタイラス 0.7mil
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 これもやや都市伝説化している、カモメモデルとスタイラスの差を再度確認した。
 オリジナルと再生産のスタイラスでは差がある。オリジナルスタイラスの方が味わい深いサウンドというべきか?
⑪ SHURE M44-7
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  音場が狭くなっているようにも感じる。音のバランスは良い。


 

カートリッジをまとめて聴く その89 [試聴日記]

① ビクター 4MD-1X
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  MD-1016 のシバタ針仕様の4CH対応版だ。
  シバタ針仕様は、テンションワイヤー仕様となり解像度が上がっている。
  スタイラスの差がかなり影響するカートリッジだ。

② グレース F-8
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  ベースはモールドだし、見た目も格好悪い。しかしサウンドは見てくれとは全く違う。
  交換針は、互換メーカー製のようだ。
  このカートリッジの高音質の理由が未だによく分からない。
  本当に良くできたカートリッジだ。

③ DENON DL-80MC 修理品      丸針

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④ DENON DL-80MC オリジナル交換針 楕円

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  DL-80MC の針折れ品とオリジナル針を比べてみた。
  比べないと分からないが比べたら、やはり差は明らかだ。
  オリジナルの方が、解像度も高く、エネルギーバランスも良い。
  楕円とコニカル差なのかもしれない。
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⑤ テクニカ H-105
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 100系の型番だが、針の互換性はない。
 テクニカらしいすっきりとしたサウンドを聴かせる。

⑥ パイオニア PC-11
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 テクニカからのOEM供給品だ。ベルトドライブのプレヤーの付属品として採用されていた。
 今聴いてみても違和感はない。レンジも意外と広い。
 安定したサウンドが楽しめる。


⑦ パイオニア PC-110
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 パイオニアの付属品カートリッジ、テクニクス ECP-270とどちらが生産台数は多いのだろうか?
 解像度もそこそこ高く、スタンダードカートリッジとして安心して楽しめる。

⑧ テクニクス EPC-270
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 PC-110 と同様にテクニクスの付属カートリッジとして採用された。派生機種も多い。
 解像度は高く、ピントぴったりフォーカスのサウンドといった感じだ。
 量感は若干寂しいが、最低域はよく伸びている。

⑨ グランツ G-40GX
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 針折れ品を修理した。
 高域が良く伸びている。このシリーズはダンパが飴状態で使えない物が多く注意が必要だ。
 本品のダンパは問題無いようだ。
 しかし、このデザインには閉口する。

⑩ テクニカ AT-10G
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 ロングセラーを誇った AT-10Gも型が壊れて、生産終了。
 ノブの形からかなり初期の生産と思われる。
 初期型はどうも後期と音が異なるようだ。
 こちらの方が量感も豊かで JAZZ 向きと評価されそうだ。
 
 
 



  



SHURE カートリッジの集中試聴 その12 [試聴日記]

SHURE のカートリッジをまとめて聴く。
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相変わらずの人気の TYPE III 悪くはないと思うがプレミアムがつくようなものでもないような...

① M72B
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  M75 の派生機種のようだ。
  カンチレバーは特に太い。
  出力レベルが高い。メリハリに富んだヤング向けのサウンドだ。
  DJ向けといった感じのサウンドだ。

② M91GD
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  75シリーズの上位機種のようだ。
  ①と比べるとレンジは広がっている。定位もいいし、音場も広い。
  マリーンの声も艶っぽい。
  値段の差は感じる。

③ M75B
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  ②と比べるとパンチの効いたサウンドというか、かなり明るめのサウンドだ。
  レンジやや狭くなり、値段の差を感じさせる。


④ M-44G カモメマーク
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  M-44G の初期の製品だ。スタイラスノブからしても、オリジナルのスタイラスだと思われる。
  製造から年々経過しているんだ?
  出てくる音は、カモメマークらしく非常に軽快で解像度の高いサウンドを聞かせてくれる。
  
⑤ M-447 再生産品
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  M-44シリーズは人気があり、DJのブームとともに再生産された。
  カンチレバーが太いので、逆再生(ラップ)でも針が曲がらないとか言われてクラブで採用された。
  再生産品の方が低域に安定感があり、解像度は 初期生産品の方が分がある。
  印象では反対の印象だが、何度聞いても同じような傾向だ。

⑥ V-15 Type4
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  なぜか不人気の Type4 レンジも広く、解像度も高く高品位のサウンドを聴かせてくれるのになぜだろう?

⑦ V-15 Type3 HE
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  大人気の Type3 交換針は HE だ。
  こうやって聴くと、Type3 の良さが分かる。
  今回の組み合わせでは低域よりも高域に特徴がある。
  HE 針の効果か?

⑧ V-15 TYPE3 E(楕円仕様)
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  通常の楕円スタイラスチップ仕様だ。
  V-15 は高級品なので、無垢の天然ダイヤモンドが採用されている。
  ⑦ より落ち着いたサウンドであり、HE と E の差を感じさせる。


⑨ M447GX
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 M-44Gの後継だが、短命に終わった。
 M-44Gより低域に力点を置いた音作りをしていたようだ。





カートリッジをまとめて聴く その88 [試聴日記]

① オルトフォン コンコルド DJ
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  コンコルドの派生機種だ。
  取っ手はモールドとなりかなりコストダウンしている感じだ。
  音は DJ を意識影響かかなりメリハリドンシャリ調のサウンドとなっている。

② テクニカ AT-3
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  テクニカを世界ブランドに押し上げた立役者だ。
  テンションワイヤーを使っておらず、ダンパだけで支える構造だ。
  テンションワイヤーも良し悪しだ。
  開放感あふれている印象がある。低域も芯がありしっかりしているし、
  あまり刺激的になり過ぎることなく、落ち着いたサウンドを聴かせてくれる。

③ パイオニア PC-110
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  70年代後半のプレヤーの付属カートリッジに幅広く採用された。
  非常にバランスの良いカートリッジだ。
  レンジとそれほど欲張っていないが、低域と高域のバランスが良い。
  癖のないサウンドを聴かせてくれる。

④ テクニカ AT-E30
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  振動系の軽量化を計ったが、なぜか新シリーズの振動系じゃなくて、旧の振動系が生き残った。
  MLシリーズ、Eシリーズはとっくに終了したが AT-100系はモデルチェンジして生き残った。
  サウンドは、メリハリが合って解像度も高い。
  現代的なサウンドを聴かせてくれる。

⑤ DENON DL-301II
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  4点留め構造で、長岡氏もべたぼめだった。
  改めてサウンドを確認してみると
  MCらしいワイドレンジで癖が少ない。
  ロングセラーもうなづける。


⑥ グレース F-8
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  交換針は、新古品だが、サードパーティ製だ。
  無垢のダイヤではなく接合だ。
  しかしながら、サウンドは F-8本来の素晴らしさが発揮されている。
  非常に癖がなく素直なサウンドだ。


⑦ テクニカ VM-3
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  VM型カートリッジの大成功に導いた初期のモデル。
  交換針は、AT-10Gと互換性がある。
  レンジは欲張っていないが、とても良い雰囲気のサウンドをかもし出す。

⑧ テクニカ AT-10G
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  VM-3 の後継機となり、ロングセラーとなった。
  こうやって聞き比べると VM-3 より確実に進化していることが分かる。
  レンジも広がり、音場もぐっと広い。
  AT-10G ってこんなに良いカートリッジだったかな?

⑨ テクニカ AT-E50
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  針折れ状態からの修理品だ。
  ⑧ より更に、レンジが広がって、定位がよくなり解像度が上がっている。
  つまり、かなり現代的なサウンドと言っていいだろう。
  しかし、Eシリーズは 前述の AT-10G系より終焉を迎えるのが早かった。

⑩ 東芝 C-280M
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  グランツからのOEMと思われるが詳細は不明だ。
  東芝の付属プレヤーで採用されていた。
  レンジは欲張っていないが、定位も良い。
  量感は少なめで、ややハイ上がりのサウンドとなっている。






SHURE V-15 TYPEIII 集中試聴 [試聴日記]

SHURE V-15 TYPEIII が6個入手できたので
条件を変えて比較試聴してみた。
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① 黄色文字 + テクニカ MG-10
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  レンジは広い。
  切れや躍動感が素晴らしい、GT-2000+DV-505との相性は抜群だ。

② 黄色文字 + ローコストアルミプレスシェル
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  ① との差はヘッドシェルということになる。
  似たような音調だが、分離が悪くなって、やや解像度が落ちるいる印象だ。
  高域の切れもやや落ちているようだ。その代わり量感は少し増えたようだ。
  ヘッドシェルの差も大きいと言える。

③ 黄色文字 + グレース HS-3
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  ② より高域の解像度は上がっている。
  最低域はこちらの方が伸びているが、量感としては②の方が豊かだ。
  ① と比べてややアダルト調のサウンドだ。

④ 黄色文字(MR)+テクニカ MG-10
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  生産終了後に販売された MR 針との組み合わせだ。
  MR 超高解像度サウンドと期待したらだいぶ違った。
  ややアダルト調のサウンドだ、量感やや後退し高域もやや遠慮気味だ。
  ハーモニーなどの分離は見事だ。
  ① と音の傾向がやはり似ている。ヘッドシェルの影響が大きいかもしれない。

⑤ 黄色文字(HE) + クラフト AS-4P
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  オリンピックの競技と同じで、音がいいだろう順番に並べている。
  今までとは音の次元が違う。音場と定位と分離がまるで違う。
  スタイラスチップよりヘッドシェルの差が多いように思う。

⑥ 黄色文字(HE) + オルトフォン LH7500
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  ヘッドシェルだけで 10000円
  さて、サウンドは?
  先入観かも知れないが、⑤ と比べてもはっきり差が出る。
  レンジが恐ろしく広がっている。分離も定位も良くなっている。
  解像度もグーンと上がって ② とは別物のサウンドだ。
  最低域も怖いくらいに伸びている。
  この組み合わせなら V-15 TYPE3 都市伝説も肯ける。
  V-15 TYPE3 はモールドボディが弱点と思っている。
  ヘッドシェルの差が良く出るカートリッジのようだ。

カートリッジをまとめて聴く その87 [試聴日記]

① ADC シリーズ1
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  日本では発売されていないように思う。
  西海岸の向けの軽快なサウンドだ。
  印加針圧はやや高めの方が良い。
  試聴は 2.0gだ。

② ADC Q-36
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  ① に比べるとややアダルト調のサウンドとなっている。
  ややヨーロピアンサウンドと言って良い。

③ ADC 100
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  針折れ品を繋いで修理した。
  ①と音の印象は近い。
  軽快でアップテンポのサウンドが楽しめる。

④ オルトフォン VMS-20E
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  FF-15 シリーズの上級機だ。
  大きな違いは、スタイラスチップだろう。
  高級機らしく、ワイドレンジなサウンドを聴かせてくれる。

⑤ オルトフォン TONA BANANA
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  コンコルドの派生機種であり、一応DJ向けということになっている。
  音はかなりアダルト調のサウンドだがゆったりとした感じの音を聴かせてくれる。

⑥ トリオ V-42
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  テクニカ AT-10G の OEM版だ。
  しかし、モールドの色がダークブランでとても高級感がある。
  サウンドやや落ち着いた音調に聴こえる。

⑦ ビクター MD-1016
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  グランツからOEM供給だ。
  いろんなメーカーに供給されていた。
  サウンドは今聴いても十分通用する。
  ワイドレンジで高解像度のサウンドだ。
  

⑧ パイオニア PC-20
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  このカートリッジは何度も聴いているが、GT-2000では初めてだ。
  印象がかなり違う、高域のも良く伸びているし、最低域も良く伸びている。
  刺激的な音は聞かせず、とても上品なサウンドだ。

⑨ FR FR-101
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  情報量たっぷり、高解像度を狙ったサウンドだ。スピード感もあり好みのサウンドと言える。
  FR のカートリッジは全般的に似たようなサウンドだ。
  ⑧かなり対極なサウンドだ。MC型ですといっても皆間違えるだろう。

⑩ SONY VL-37G
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  テクニカからOEM品だ。AT-10G系の発電ユニットだ。
  ヘッドシェル一体型だ。ヘッドシェル部分はモールドで低域の力強さは今一だ。
  ややハイ上がりのサウンドだが、一体型の良さが出ている。